みなさんどうもです。
私は、専門学校を卒業してすぐに自動車整備士として大手ディーラーで働き始めました。
当時は、バブルがはじけた直後で自動車も新車販売が低迷して、乗り換えよりも修理をする
お客様が増えてきた影響により私たち整備士も需要が増していたと思います。
おかげさまで自動車整備のスキルは短時間でどんどん上がり、修理というカテゴリでは、
様々な分野に応用ができました。
私が高校生の頃からカスタムを楽しんできたバイクは勿論のこと、
自転車の修理や簡単な家電製品の修理もできるようになりました。
電動工具の扱いにも長けているので、最近はDIYにも挑戦しています。
自動車運転免許所有者の減少
しかし、2000年を過ぎたころから若者の自動車に対する認識も徐々に変わり始めました。
交通インフラの向上や、結婚年齢の晩婚化により家族でドライブや旅行に自動車を使用する
人たちも減ったようで、両親が自動車を所有しない家庭環境で育った若者が
自動車の所有意欲に向かないことも要因だと思われます。
また、晩婚化や少子化による人口減少の影響か、最近では公共交通である
バスやタクシーの運転手不足も深刻となっています。
自動車に代わる交通手段
そうした中で、近年急速に需要が高まっているのが自転車やキックボードではないでしょうか。
自転車は幼児期から慣れ親しんだ身近な乗り物であり、近所の買い物や公園に遊びに行くなど
手軽な移動手段として利用する方が多いと思います。
その反面、以前の記事でも書きましたが交通ルールやマナーを守らずに使用している人も多く
交通死亡事故につながるケースも多発しています。
そこで私が推奨したいのが、原動機付自転車の活用です。
最近の電動自転車は高額なものが多く、中古の原付のほうが安く手に入ることもあります。
何よりも原付免許を取得することで、交通ルールとマナーの向上や身分証明書の取得、行動範囲の拡大につながります。
環境に配慮した移動手段
最近は、海外での戦争や物価高の影響でガソリン価格が高騰しています。
その一方でハイブリッドや100%電気自動車の開発が急ピッチで進んでいます。
ハイブリッド自動車であれば、ガソリン燃費は一昔前より2倍以上も伸びて、
ガソリン使用量を抑えることができます。
電気自動車であれば排気ガスを排出することもなく、地球温暖化のスピードを
少しでも抑えることになります。
郵便局では電気バイクの導入が始まっており、環境に配慮した動きが高まっています。
そこで、電動自転車や電動キックボードの有効活用が今後高まると私は期待しています。
先日、私の近所で電動自転車にナンバーを取得してヘルメットを被り、
公道を走っている方がいました。
周りの自動車運転手の配慮も必要ですが、安全をしっかり確保して既存の原付運転手や
電動自転車が安心して公道を走れる環境が整備されれば、
自転車よりも快適な電動自転車や電動キックボードが普及して、
排気ガスゼロのSDGsが実現できると思います。
みなさんも環境問題に取り組みながら交通ルールとマナーの向上に一役買ってみませんか?