介護の話

みなさんどうもです

私が整備士を辞めた理由

元自動車整備士の私ですが、あることがきっかけで自動車整備士を辞めました。

それは何故か？

実は、私の父が６８歳で他界したことで父との思い出があまり作れなかったことを激しく後悔しました。当時の自動車整備業界（私の周りだけ？）は長時間労働が連日続いており、休みの日は自宅にいるか子どもたちと過ごすために時間を使っていたので、実家に帰って両親と話をする機会がほとんどありませんでした。私も父がこんなにも早くなくなるとは思っていなかったので、父の大好きなお酒を一緒に飲むことがほとんどできませんでした。

そんな後悔の日々を過ごしていた折、妻の職場の関連会社から求人が出ていることを知りました。

それが介護の仕事です。

みなさんは介護保険制度かいごほけんせいどをご存じでしょうか。４０歳を過ぎるとお給料から自動的にひかれる介護保険料を使って、介護が必要になれば給付が受けられる制度です。その中の一つに福祉用具というカテゴリがあり、電動ベッドや車いすを取り扱う職種です。自動車整備士の経験を活かして組み立て分解やメンテナンスの仕事ができるということで転職をしました。そして何よりも亡き父への贖罪の気持ちを込めて高齢者への恩返しをしようと思いました。

母も高齢となりこの仕事の経験が活かせることも転職してよかった点です。みなさんもご両親を大切にして後悔のない人生を送ってもらいたいと思います。